2015年5月29日金曜日

オニールの成長株発掘法

・同業他社の注目銘柄を調べる。
投資の安全性を高める上で、保有銘柄の同業他社の中で好ましい当期収益を計上している銘柄が少なくとも1つはあるはずである。これが裏付けとなる。また。ない場合、その業界の選択は誤りの可能性が高い。

・最良の買い時はいつか?
株価は修正局面および底入れを経た後。過去最高値に近づいたり実際に高値を更新したりするもの。株価の底入れ期間はたいてい7,8週間から15ヶ月程度続くもの。
底入れから上昇し始めたときが買い時で、底値から5%~10%以上株価が離れたら買うのは見送るべきである。

・公開市場で自社株買いをしている中小企業を探す。
一定期間の中で自社株買いしている場合は望ましい兆候である。なぜなら、自社株買いに一株益は増加する。1株益の成長率は、傑出した銘柄の株価押し上げの大きな要因である。

・取得原価の呪縛にとらわれないこと。
何年前にいくらで購入したとか、現在利益がいくら出ているのか損が出ているのかということは、その株の将来性とはほとんど無関係なのである。

・バーナルバールクが語る必勝法
株式市場で勝つ絶対的秘訣は、誤った決断による損失を最小限に抑えることである。

・損切りは保険代わり
損失を限定することは、保険と考え方が似ている。損切りすることで、それ以上損するリスクを抑えることができるのだ。中には、何回かそこから上昇する場合もあるであろう。しかし、それでも自動車保険で無事故であった時に、保険を掛けていたことを悔やむ人はいないであろう。

・損切りは早く、利食いはゆっくり
損失を放置することは、ほとんど全ての投資家が犯す最も深刻な間違いである。売買のタイミングや銘柄選択ではプロでも間違えるということを認識していなければならない。







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