超過供給:価格が高すぎて、供給が需要を上回った状態。
超過需要:逆。
一物一価の法則:同じ商品で価格にばらつきがあっても価格は均一化していく法則。
価格弾力性:価格変動に対する、需要や供給が変化する度合い。
弾力性が小さいと価格が変化しても需要の変化は見られない。コメや野菜などは価格弾力性が低いため、価格が下がっても需要はそれほど伸びない。一方で、宝飾品などは価格弾力性が強く、価格が下がると需要も伸びやすいのだ。
生産者余剰は、価格線(限界収入線)と限界費用線で囲まれた領域。
*限界収入線とは、商品の価格のこと。
完全競争下では、企業は価格が限界費用と等しくなるところまで供給して利潤の最大化を図る。
X非効率:競争にさらされていない企業に生じる生産ロス。
場の情報:個々の消費者の選好や生産者の生産費用などの情報は、すべてそれぞれの当事者がよく知っている。その情報を中央の計画当局がすべて集めて、生産計画や消費計画を立てることは不可能であるという考え方。
逆選択:質の悪い商品の存在によって、質の良い商品の質も疑われて、市場が成立しなくなる現象。商品に関しての情報が十分でないときに発生する。
エイジェンシー関係:弁護士と依頼人のような関係。エイジェント(代理人)とプリンシパル(依頼人)によって成り立つ。
モラルハザード:エージェントの行動についてプリンシパルが知りえない情報や専門知識がある(片方の側のみ情報と専門知識を有する)ことから、エージェントの行動に歪みが生じ効率的な資源配分が妨げられる現象。
シグナル:商品の逆選択を防ぐために用いられる手段。例えば、ラーメン屋の行列。CMなどによる積極的な広告宣伝。これらは、商品それ自体の価値には関係ないが、商品を見極める上で重要な指標になる。
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