2015年4月13日月曜日

お金の成り立ち

お金の起源は、「みんなが欲しがる共通のモノ」。
日本だと、米。米が基軸通貨であった。

そこから、
米だと使い勝手が悪い→金、銀へ→通貨の流通量が増えるにつれ、金銀の生産量に限界がある。→金の証明書が、紙幣となる。ただの紙切れに価値が付いた。

*物ごとはグラデーションして変化していく。いきなり、紙切れに人が信用する訳ではない。

お金は、「お金には価値がある」という共通認識から成り立つ。故に、人々がお金に価値を感じなくなった時に、その経済は崩壊する。
また、国の政治が不安定な場合でも、人々は不信を抱くようになれば、その価値は崩壊する。ギリシャの様に。
そして、人々のお金に対する不安は連鎖していく。ある貨幣の価値が崩落すれば、次は自分たちの貨幣も危ういのではないかと不安になる。それが、リーマンブラザーズの倒産によって、世界中で起こったリーマンショックである。


お金によって、物の価値を保存できるようになった。そして、人は考える時間を得た。狩りを中心とした生活から、人の生存には必要のない文化の創造へと変化していく。

お金という共通の理解から、人々はお互いの信頼関係を感じ、コミュニケーションを発展させていく。



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